液晶パネルの種類

4. FSTN(Film Compensated STN)

液晶パネルと偏光板との間に、色補正用のフィルムを設置した方式の製品です。
単純マトリックス方式のSTNやDSTNは、白や黒など色の表現が十分でないが、FSTNでは、高分子のフィルムを間に挟むことで、低コストで色の補償を実現できます。

5. CSTN(Color Super-Twist Nematic)

カラー表示に対応しており、カラー液晶が採用されはじめたころの携帯電話などを中心に利用されていました。

6. VA方式(Virtical Alignment)

視野角や色再現性などがTN方式よりも優れています。
以前は応答速度が遅かったのですが、最近では改善されIPS方式と同等となっています。
非透過状態で黒を表示する為、黒の深みやコントラストではIPS方式より優れています。